ひとりごと
アクリルアミドって知ってますか?
こんにちは、大しまです。
梅雨らしい雨続きの天気ですが、合間に蝉の声が聞こえてきます。
梅雨前に猛暑日が続いたり、冷え込んでいたところから、また気温が上がったり。
虫たちもいつ地上へ出ようかと迷いながらの登場でしょうか。
今日は調理法によって発がん性物質ができてしまうお話です。
実は、アクリルアミドは10年以上前から人体への影響について懸念されており、日本でも健康への影響を評価するための情報収集や分析が進められていました。
と、こんな堅い話口ですみません。つい先ほど研究報告についての記事を読んだばかりで、その文調が抜けきらず、まだ余韻に浸っています(*´-`)
「調理法」に話を戻しましょう(-.-;)
野菜や果実は生で食べることも多いですが、食卓のもの全てが「生」ということはありません。
皆さんも何かしら熱を加えているはず。
熱といえば、何年か前ですが
一度加熱した物の再加熱はタンパク質の変性が進んでしまうと話題になりました。
作り置きやできあいのお惣菜を再加熱して食べるのは体に良くないというような話だったと思います。
とはいえ、「体に良くないからやめましょう」とは一概に言えません。
一億総活躍社会ですから、常に家を守っていてくれる「母たち」の存在はますます希少です。
多くの女性の在宅時間が短くなり、役割も増えています。男性も同じですが、現代人は忙しすぎて、食事の用意にあまり時間をかけていられなくなってきているのです。
だからこそレンジが登場し、レンジに対応した食品が豊富に並ぶようになったのですから。
と、前置きがこんなに長くなった上に話がどんどん逸れてしまいました💦
時代背景を語りたいわけではないのに
なぜこんな話に…
そう、アクリルアミドです。
『食品健康影響評価(自ら評価)を行うためのアクリルアミドについての情報収集と分析 調査報告書』
株式会社三菱化学テクノリサーチより
ふつうに食材を加熱すると生成される物質です。
と断言していますが、…だそうです💧
もともと食材に含まれる「特定のアミノ酸と糖が120度以上で加熱される」と生成されるようです。
ポイントは、食材の水分が少なくなるとたくさん生成される点。
つまり、
頻度の高い調理法「焼く」は、水分を加えないと✖
レンジ使用は、水分子の振動なんたら(詳しくは検索👆💧)…⭕
揚げるのは、軽く120度を超えてしまうので✖
水を使う「茹でる、煮る、蒸す」の工程は⭕
そうなんですね🤗
…とはなりません😔
時間かかるものばかりじゃないですか‼
「チン!」よりも手作りの方がいいから…
そう思って頑張って焼きまくってたら、アクリルアミドをたくさん摂ってしまった😰
なんて、やりきれません。
コーヒーや麦茶、ほうじ茶なども茶葉を焙煎する限りは含まれてしまいます。
朝はパン♪目玉焼き付き😍
昼はハンバーグ定食withフレンチフライ🍟
おやつにポテトチップスを食べながらコーヒーを飲み、夜は焼き魚に炒めた野菜を添えて…
なんて、一日を振り返ったら120度以上の加熱物だらけ😱
何がいけないのでしょう??
アクリルアミドは神経毒性と発がん性の懸念があるため、減らしましょうと国が言っています。
現時点では、食材のアクリルアミドについて調査中といったところでしょうか。
最近のお話なのです。
ちなみに、
・アクリルアミドは体内でも生成されるのでは?
・とある研究では、食道がんなどの罹患とは関連がないとの結果が出ている
などなど、いろいろあるアクリルアミドではあります。
日本人が日本らしい食生活を続けていれば、摂取量は少ないそうですが…
(我が家は煮物頻度が極小です💧)
気にしすぎて摂取するものが減っては、これまた問題😣
かといって、気にしなさすぎて何十年も食生活を改善せずに体を悪くしていくのも問題だと思います。
私自身、片手間の食事はよくあります。
作り置きしたものをチンしたり、できあいのものを再加熱して済ませることもあります。こういうときって油物が多くなったりするんです。
ですが、将来息子たちの負担にはなりたくありません。
防げる病は防ぎたいです。
「大半の病気は予防できる」と理学療法士の先生も仰っていました。
逆算して考えると、
今から日頃の食を少し見直して、
「ちょこっと変えてみる」
このスタンスで行くのは無理がなくアリなのかな、と感じます。
アクリルアミド単体は目に見えませんが、焦げ付いた部分は確かにやばそうです。目で見た色味で、口の中の苦さで、焦げ臭いにおいで、しっかりと危険を感じ取れます。
積極的に口にするのはやめましょう。
おやつにポテトチップスを食べた日は、揚げ物を控えて煮物にしたり、炒め物をやめて具沢山のスープにしたりとチェンジしましょう。
ミネラルやカフェインを気にして麦茶を飲むなら、別の飲料も組み合わせたいですね。
結論
偏らないようにすることが何より大切なようです。
なんとも長話に…長文駄文となってしまいました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます🙏
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