お知らせ

2020 / 02 / 21  13:05

医薬品を飲む前にすべきこと

こんにちは、大島治療院です。

一週間の出張を終え、平常業務に戻りました。

こんなに長く施術をお休みしてしまい、皆様に大変ご迷惑をお掛けいたしました。

ご利用者様、関係者の皆様、電話が繋がらず???と困惑された方、申し訳ありません。

皆様のご理解とご協力のおかげで、トレーナー業務を無事全うすることができました。本当にありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします!

 

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最近何かとOTC医薬品が話題になるので、今日は薬の話をしたいと思います。

最近、医療従事者向けの記事でこんなものを見かけました。

漢方が発がん性や流産などの危険があるにも関わらず注意文書が添付されていないという内容です。

出所は2014年に紹介された研究成果を寄稿した記事で、2017年に関連する内容が学会で発表されています。

(これに関する話題が週刊誌にも取り上げられたようですが、こちらは確認できませんでした)

 

これについての反論もあり、2018年に別の学会から、論文が発表されています。

 

医学や医療とは無縁の人や、医療従事者であっても専門外の人、それぞれの論文を支持する人など、いろんな人がいろんなことを発言することができますが、薬を飲むのは不調を抱える本人である私たち、一般人が大半です。

 

頭が痛いから頭痛薬、鼻水が出るから小青竜湯、生理痛がひどいから鎮痛剤、便秘だからアロエなど、自販機でコーヒーを買うくらいの感覚で薬を飲んでしまう人がいたら、それは危ないからやめましょうと言いたいです。

 

食品も同じですが、今これから飲む薬が何からできているか知っていますか?

お恥ずかしながら、たいていの場合、私は知らずに飲んでいます。

なぜ?

不快な症状を早く緩和させたいからです。できれば通院せずに。

 

もう少し言ってしまえば、身近に売られているものは無害、安全だと過信しているからです。

そんな危険なものが日本で売られているはずがないという過信です。

実際のところ、目立った健康被害もありませんし。

 

でも、それはちょっと安易すぎます。

口にするのが薬なら、その効果も自然ではありません。少なからず薬の力が働いています。

 

先の論文の話は、それぞれの成分が動物実験においてどのように作用したかについて語られています。

 

もし私たちが医薬品を飲む理由が、不調を一時的に抑えるためなら、

今服用してる薬と併用しても問題がないかの確認、今の体調で飲んでも良いかの確認を、必ずしましょう。

添付の説明書や外箱に目を通す手間を惜しんではいけません。

また、健康に特に問題がなければ一時的な服用に留めておいて、不調の根本解決は医学のプロに相談しましょう。

 

 

そうではなく、慢性化した不調を独自に治したくて医薬品を飲むという場合、あれこれ試したいという人などは、

成分についてきちんと理解した方が良さそうです。薬の外箱にある「効く文言」だけ、「ネットの評判」だけを見て、独自解釈するのはいけません。

 

慢性化した不調を治すためには、なぜその不調が出るのか、なぜ続くのか、という点を掘り下げて行かなければいけません。

薬だけで解消する問題かどうかもわからないまま薬に頼るというのは危険だということです。

 

もう一つ、

成分を見てもさっぱりわからない(T_T)という場合

ほとんどの方がそうです。そもそもその道に進まないと学ばないワードばかりです💦

 

健康に心配がある場合は、そもそも飲まないという選択肢を持っておきたいです。

妊婦やイライラしたり情動に問題のある子供にカフェインを控えさせますよね。(されていない成人の方、ぜひお願いします🥺)

薬を飲む前に、薬の成分によっては良くない作用が強く働くというリスクを知っておくことは、「やめる」選択肢を持つことに繋がります。

個人的に薬の成分を全て理解する必要はないと思いますが、薬は毒にもなるのだということを、

簡単に薬局で医薬品が買える今だからこそ認識しておきたいです。

 

⚠️薬を全て断つという話ではありませんよ(^^;)

そして、薬をやめて「はりきゅう施術」を受けてみましょう!なんて宣伝でもありません(。-∀-)

  

もちろん施術のご依頼は大歓迎です(^O^)/

 

 

 

 

 

 

2024.11.21 Thursday