お知らせ
下肢静脈瘤は我慢せず早めに対処しましょう
こんにちは、大島治療院です。
春らしい天気で少しずつ暖かくなった矢先にオリンピック延期の話…。
春はいろいろある季節だとしみじみ感じます。
ちょうど上の子が生まれる直前、あの東北の大震災がありました。
距離は離れていても、大きく揺れて心底緊張したのを思い出します。
臨月の奥さんを一人残して仕事に出ていましたから。
直後からTVはどの局も震災の報道、CMは「こんにちは〜」のメロディー。
被災していない私でも、思い出すと怖くなります。
今の新型コロナは内容こそ違いますが、日本全体が通常とは違った状況になっている点では同じように感じます。
早く収束して欲しいものです。
さて、今日は高齢の女性に多い下肢静脈瘤のお話です。
「高齢の」と表現したのは、一般的にそう思われている方が多いように感じたからですが、そんなことはありません。
妊娠中の女性も出やすい状態と言えますし、女性に比べると割合は低くなりますが、男性でもなります。
下肢静脈瘤にはいくつかの種類がありますが、ここ数年はTV番組でも特集が組まれたり、心臓血管外科クリニックがオープンし、病気について発信するなど、より広く知られるようになってきました。
ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
我々はりきゅうの世界でも、妊娠中の女性に対して、下肢静脈瘤による不調への施術が行われています。
では、ちょっとチェックしてみましょう。
皆さん、下記のような症状はありませんか?
①なんだか脚の皮膚が痒い
②最近ふくらはぎがつる
③太ももなどにできものができる
④足がだるすぎて歩行するのも相当しんどい
⑤膝裏や太ももの裏側など、あまり見ないところが突っ張るように軽く痛い(打ち身のような、軽い筋肉痛のような、もしくは痒い感覚)
こんな症状が3つ当てはまったら、脚を隅々まで見てください。
いかがですか?
症状の一つ一つはありふれたもので、早く病院に行かなきゃ!とはなりにくいですよね。
そのため見過ごされてしまいがちな症状でもあります。
ところが、そのまま放置すると血管がパンパンに膨れ上がり、皮膚の色素が沈着し、潰瘍ができるといった状態にまでなってしまいます。
下肢静脈瘤を放置すると、免疫も落ちていきます。血流が脚に滞っている状態なのです。
まずはセルフチェックをしてみましょう!
皮膚の色がこんな感じに内出血?と思しき色になっていたら、知らんぷりはできません。
下肢静脈瘤を見つけたら…については、次回お話しますね。